甲南大の入試の得点調整は、
選択科目間で中央値補正方式で調整を行っています。
関大・関学のように全科目補正がかけられるのではなく甲南は選択科目のみです。
例)
甲南の入試で日本史が60/100点取れたとしましょう。
中央値が50点とすると、得点調整後の得点が何点になるか?
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中央値方式による得点調整後の得点の計算方法は、
(素点-中央点)÷ (満点-中央点)× 満点の半分 + 満点の半分
(60-50)÷(100-50)×50+50=60
中央値が50点の場合1点も下がらず、そのまま60点となります。
次に、仮に中央値が70点となると、
(60-70)÷(100-50)×50+50=40
中央値が70点の場合、得点調整後の得点が40点で、10点下げられます。
ということで、甲南の場合まず受験生平均点(中央点)を上回っていれば、
得点調整で点数が下がることはあまりなく、
下回っていれば点数が10点程度下がることがあると考えておいた方がいいでしょう。
甲南経済学部の場合、合格最低点が170~190点/300で推移しており、
余裕を見て200点/300取れれば、まず合格となります。
ですので、関大や関学のように大幅に下がることがないので、安心して下さい。
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